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皆さん、こんにちは。
元・海外FX取引所日本チーム責任者のサクライと申します。
私はもともと海外FX取引所の立ち上げメンバー及びマーケティングとカスタマーサポートの責任者として働いていました。
その中で実際に目にした耳にした感じた海外FX取引所の実態を、余すことなく皆さんにお伝えし、そして取引所を選ぶ参考にしていただきたく思い、「海外FXmap」の運営をしております。
もし海外FX業者を利用していてトラブルに遭ってしまったら?
前回の記事で実際に海外FX取引所が皆さんを負けさせるために様々なことを行っている可能性があるとお伝えしました。
もちろんそのような自体に遭遇しないほうがいいのですが、万が一自分の口座が凍結してしまい、利益没収となってしまった場合には、どのように対応したらいいのか?
対応を間違えるとただただやり取りが長引き、時間を浪費することになってしまいかねません。
今回はもしそのようなことになってしまった場合にはどのように対処したらいいのか、元・内部の人間として効果的な方法をお伝えしたいと思います。
カスタマーサポートに連絡するときは「確認・調査内容」を分かりやすく
口座凍結になってしまった場合、口座凍結の決定をしたのは本部の人間です。
カスタマーサポートの人には口座凍結を行った旨の結果だけが届き、それをメール等で皆さんにお伝えします。
その連絡を受けた皆さんは様々なことを返信するかと思います。時には感情的な言葉を投げることもあるかもしれません。
ただこれは全く意味がありません。
カスタマーサポートは詳細な情報をもらっているわけでなく、本部から降りてきた情報をそのまま伝えているだけなので、おそらく返ってくる回答は「利用規約に基づき〜」だけでしょう。
カスタマーサポートに送るのであれば、「確認・調査(何をして欲しいか、何を調べてほしいか)」を「分かりやすく」記載して送ってください。
カスタマーサポートは日本語でやり取りをしていますが、調査や決定を行うのは日本語が分からない部門です。
皆さんからのメッセージを受け取ったカスタマーサポートは確認や調査内容などを翻訳し、該当の部署へ依頼を出します。その際に感情的な文章や提案などは全て翻訳されずにどこにもいきません。
更にメッセージを受けるカスタマーサポートも人間なので、攻撃的な言葉であったり、同じ内容を何度も送ってしまうと、本部に連絡することもなく、カスタマーサポート内であだ名をつけてテンプレート的な返信になってしまうことがほとんどです。
私の利用している口座番号:xxxxがxx月xx日より、利用ができなくなってしまいました。ご確認いただくとともに、原因について詳細を教えてください。
口座凍結になる理由が利用規約に記載されているようであれば、該当箇所も併せて教えてください。
没収された利益や入金した金額についても今後どのような対応になるのかお伝えいただければ幸いに存じます
※サポートにいくら要望を言っても解決しないので、具体的な内容について詳細を確認するだけにしておきましょう。ここのやり取りはスクショに残して他の有力IBやSNS等で伝えても問題ないように、自分からの文言は極力丁寧にしたほうが使いやすいでしょう。
急に使えなくなったんだけど。くそ業者が。金返せ。SNSで拡散するぞ。消費者庁にも言っとくから覚悟しておけよ。
※このようなメッセージがサポートに届いた場合には、「急に使えなくなった」というところだけチェックして、「お客様は利用規約違反により、口座凍結となりました」とだけ返信することになるでしょう。
SNSで取引所名を入れて投稿
お伝えしたとおり、カスタマーサポートに直接文句を言っても、ほとんど解決しません。
かと言って泣き寝入りをしてしまうのもシャクですよね。
その場合にはSNSで投稿しましょう。
投稿の際には「取引所名」を入れて投稿するのがコツです。
海外FX取引所のSNS担当者は自社の取引所名で検索し監視しています。
SNS担当者はカスタマーサポートとは別の部門の場合がほとんどであり、自社の取引所の悪口を見つけたら場合には、それを本部に報告します。
この流れだとカスタマーサポートの部門を通さず、別のルートで本部へ報告がいく形になるため、また違った対応になる可能性があります。
注意点としては、荒らしと判断されると無視されてしまうかもしれないので、スクショとともに丁寧に状況を投稿しましょう。
その時に個人情報を流出しないように気をつけましょう。
取引所XXXXで口座凍結になってしまった…。やり取りのスクショ出しておきますね。どうにかしてほしい。
※個人情報は分からないように、ただ取引所の担当者から見れば誰なのかをギリギリ特定できそうなところにするのがコツです。
強いインフルエンサーもしくはIBに相談しよう
海外FX取引所にはその取引所を強く押し出しているインフルエンサーやIB(イントロデューシングブローカー)がいます。
特に新しくできたばかりの海外FX取引所の場合には、集客のほとんどを数人のIBが握っていることがあり、その時のIBの発言力はかなり強いと言えます。
そのような方々に自分に起こった問題を伝えることによって、動いてもらえることがあります。
IBとしても自分が紹介した海外FX取引所の悪評が広まると、IB自身の評判も落ちることになるので、状況について直接海外FX取引所の本部に確認をしてくれる場合があります。
まとめ:トラブル発生した場合には様々な方法で情報発信しよう
海外FX取引所のトラブルに巻き込まれた場合には、感情的になってはいけません。
自分の発信した情報がどのような流れで本部へ到達するのかを意識し、様々なルートを模索して連絡をしていきましょう。