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皆さん、こんにちは。
元・海外FX取引所日本チーム責任者のサクライと申します。
私はもともと海外FX取引所の立ち上げメンバー及びマーケティングとカスタマーサポートの責任者として働いていました。
その中で実際に目にした耳にした感じた海外FX取引所の実態を、余すことなく皆さんにお伝えし、そして取引所を選ぶ参考にしていただきたく思い、「海外FXmap」の運営をしております。
今回はウェブサイトを見るだけで、海外FX取引所の状況などが分かる方法についてお伝えしたいと思います。
皆さんが感じたその違和感、実は本当かもしれませんね…
検索した瞬間、違和感に気づく!
海外FX取引所を調べる場合に、まずはGoogleなどの検索エンジンで取引所名を調べる方が多いかと思います。
最近ではSNSを利用する方もいらっしゃるかとは思いますが、その方法についてはまた後ほど説明するかもしれません。
そしてGoogleの検索結果が表示されたら、まずは検索結果画面から変なところがないか確認してみましょう。
例えば…XMの検索結果
XMで調べたはずなのに、XM Tradingのログイン画面が最初に出てきて、取引所の内容については二番目以降ですね。
これだとすでにXMでアカウント作成しているユーザーにとってみては便利ですが、まだ持っていなくて調べているユーザーからしてみると不親切に感じると思います。
ただこれに関してはすでに多くのトレーダーがXM Tradingで口座を開設しており、XMで調べた方は皆さんログイン画面に行っているということが分かります。
更に日本の方がXMを利用する場合には、XMではなくXM Tradingという別のグループ会社になっているということもついでに分かりますね。ライセンスの関係で分離させたのでしょう。
続いてFXGTを調べてみましょう
おっと…上のほうが別のサービスの広告で埋まってしまっていますね。
これだけでも、広告を担当している部門があまり機能していないことが分かりますね。
別の取引所(IG証券やXM)どころか、マイニングの広告が出てしまっています。
自社の名前で別の取引所やサービスが名前を出すことはNGと設定することがほとんどです。(XMの場合では上部に広告は出てしませんでしたね)
更にFXGTの検索結果の下の方を見てみましょう。
出てきたと思ったら、英語になっているログインページが一番上ですね。
そして公式ではない紹介ページが2番目で、そのあとにウェブサイトですがこれも英語になっています。
おそらくログインしたあとのポータルサイトと情報を表示しているウェブサイトの部門が異なっており、更にSEOなどのウェブマーケティング施策を海外の部門が行っているのでしょう。
続いてGemforexの画面は…
この取引所は非常にいいですね。
広告に入っているものはすべてGemforexのもの、そしてウィキペディアにも掲載されているため、検索結果のウィキペディアの掲載内容が表示されています。
ウェブサイトの見た目以上に各種SEO対策をマーケティング部門と開発部門が連携してやっているように思われます。
bitterzはどうなっているでしょうか
一番上に公式のウェブサイトが来ているのですが、広告の部分まで手が回っていないようです。直接的には関係のないサービスが来てしまっています。
ウェブサイトへの基本的なSEOは対応しているのでしょうが、まだまだ広告運用周りまで手がつけられてない様子です。
最後にBITNEXTです
まだまだ日本語での認知が低いのでしょうね。
Googleにもしかして「btcnext」と言われてしまっています。
また公式ウェブサイトよりもtwitterのほうが上に来てしまっているため、まだまだこれからの取引所ですね。
もしかしたらマーケティングには力を入れていないのかもしれません。という想像もできてしまいますね。
Googleの検索結果を見るだけでその取引所が分かる
取引所名を入れて、その検索結果を見るだけで、その海外FX取引所の部門や力の入れ具合の一部が分かるということをお分かりいただけたかと存じます。
もちろんこれだけで海外FX取引所の優劣は決められないと思いますが、日本語サービスにどれだけ力を入れているか?ユーザーファーストの考えができてるか?という一つの判断材料になるかと思います。
今回はGoogleの検索結果だけで、比較をしてみましたが、次回はウェブサイトのどの部分を見れれば、その海外FX取引所の状況が分かるかという観点からお伝えしたいと考えています。
少しでも皆さんの助けになれば幸いに存じます。